電力機器等に使用される大電流容量の超電導導体では交流通電時に電流容量が劣化するという問題がある。この問題を解決するために、素線、サブケ-ブル、および1kA級導体を用いた交流コイルを作製し、交流通電時のクエンチの電流値の測定を行ったので、その結果を報告する。