国際熱核融合実験炉(ITER)中心ソレノイド(CS)モデル・コイルの第11、12層の熱処理時に、同時に超電導素線と導体の熱処理を行った。素線はIc及びヒステリシス損失を、導体は交流損失を確認するために用意した。素線のIcは仕様を十分に満たす良好な結果が得られ、ヒステリシス損失も仕様を満たす結果が得られた。導体の交流損失は、以前に測定した導体より大きい結果となった。