Bi2212単結晶の磁束状態の測定
磁場中において、超伝導体試料を交流電場により振動させて、共振周波数と振幅を測定することにより、超伝導体を貫く磁束の挙動を調べている。Bi2212単結晶のC軸にほぼ垂直に磁場をかけた場合、約20K以下でかなり大きな横磁化が現れる。この横磁化の生ずる原因を明確にするために、磁場に対して試料を回転することのできるセルを作って、現在、測定中である。