Y123やNd123に代表されるRE123系超電導材料は77Kにおける不可逆磁場が高いことから磁場中Jc特性に優れている。このため次世代高温超電導線材用の材料として発展が期待されている。本研究では単結晶基板上にパルスレーザー蒸着法および液相エピタキシャル法によって作製したRE123系超電導膜について、磁場中Jc特性および角度依存性等を測定し、微細組織との比較からこれらRE123系超電導膜の磁束ピンニングについて考察する。