銀シース線材を越える機械的強度を実現するためにシース材として銀合金が使用される。特にAgMgNi合金を用いて線材を作製した場合、線材表面部には凹凸が観測される。そしてこの凹凸部分のために応力集中が生じ、線材の機械的強度の低下の一因となると考えられる。そこでこの凹凸をなくすことで機械的強度を向上させることを考え、そのための第一歩として凹凸の生成原因を把握するための実験を行った。