大型ヘリカル装置(LHD)低温制御システムは、ワークステーション、VMEコントローラ、運転制御端末、ローカルエリアネットワークと周辺機器から構成されている。このシステムは、全体が二重化されたものになっていて、故障診断機能により異常を検知した時点で運転/待機を切り替えてプラントの運転に影響を与えることなく監視、制御を継続させることができるようになっている。この二重化システムはこれまではVMEのCPU異常やネットワークの異常にしか対応していなかったが、この度I/Oボードの異常もにも対応できるようになった。