我々は、高磁界・高均一超電導マグネットの最適化設計手法を提案してきた。しかし、提案手法により最適化設計された超電導マグネットは製造段階での巻き乱れやコイルの歪みにより、所望の磁界均一度が得られないことがある。そこで、最適化設計に感度解析を取り入れることで、製造時にある程度の誤差が生じても、マグネットの性能があまり損なわれないような最適化設計を行う必要がある。この提案手法と最適化設計例についての結果を報告する。