核融合炉などに利用される超電導線は、高磁場、大電流にさらされるため大きな歪みが加わる。このため、歪みによる劣化が小さいNb₃Alの線材化が期待されている。著者等は、ジェリーロール法による線材化を目指し、開発を進めてきた結果、長尺加工性を維持しつつ超電導特性においても良好な結果を得ることが出来た。本講演ではその詳細について報告する。