講演概要は,予め講演内容を聴講者に徹底させ,質疑応答を有効に行うためのものです。また、来聴できない会員に対する速報としての役割も兼ね備えています。 その内容は、講演を聴かなくてもある程度理解できるものでなければなりません。
講演概要の文頭 200 字程度が JST (科学技術振興機構)のデータベースに入力されます。緒言において研究内容が把握できるようにご配慮ください。
低温工学・超電導学会では国内外への情報発信を積極的に進める活動の一環として,概要集の英文対応化を推奨しています。 題目,氏名等への英文表記の併記,また,図,表等のキャプションの英文表記にご協力ください。
講演概要の書き方に,口頭講演,ポスターの区別はありません。原稿は一般講演の場合一律に1題目についてA4 判 1 頁とします。ただし,招待講演の場合は2 頁です。
A4 判用紙の余白は,左右 2.0 cm,上下 2.0 cmとします。この 17.0 cm × 25.6 cmの枠内に書いてください。
1 行目に和文題目,2 行目に英文題目,1 行空けて氏名,所属を記してください。姓と名前の間には半角スペースを入れること。 さらに改行して所属と氏名の英文を併記してください (入稿サイトの書式見本を参照)。 氏名,所属から1行空け・ト本文を書きはじめてください。
本文は 2 段組としま・キ。段の間隔は 2 文字分あけてください。
所属は略称を使用して下さい。講演者(著者)の所属が複数にわたる場合は,所属ごとにコンマ区切りで著者をまとめ,最後に括弧書きで所属を記入してください。 所属が異なる著者との間はセミコロンで区別してください。登壇者/発表者には必ず下線を引いてください。
文字の大きさは表題(和文)が 14 ポイント,表題(英文)が12ポイント,それ以外は英文を含めすべて 9 ポイントとします。フォントは, MS系のフォントをお使いください。表題,章,節等は
MS Pゴシック,本文はMS P明朝を推奨します。このフォントをお持ちでない方は MSゴシック,MS明朝でも結構です。macOSを利用する場合はヒラギノ角ゴ・ヒラギノ明朝を利用してください。
図(写真)および表は,用紙枠内に配置し,本体,キャプションとも英文で表記してください。図表等の細かい記載方法は低温工学誌「投稿規定」の執筆要領に準拠してください。ただし,図表の横幅は,1カラム,あるいは 2 カラムに揃えてください。
印刷物に必要な解像度はモノクロ印刷の場合 200 dpi 以上です(カラー印刷の場合は 350dpi)。通常のモニタ / ディスプレーの解像度は 72 dpi です。したがって,原稿を原寸表示してディスプレーで奇麗に見えていても印刷に適しているとは限りません。実際はめ込みたい画像の横(縦)幅の約 3 倍の大きさの画像を原寸(100 %)表示で用意して縮尺すれば,200 dpi の解像度が確保されます(正確には 216 dpi) これを指針になるべく印刷品質が高くなるような画像をご用意ください。
印刷は白黒印刷となります。カラー図面の場合は,白黒印刷でも区別できるようご配慮ください。
文献の引用は通し番号を付け,参考文献として頁の末尾にまとめてください。タイトルの「参考文献」の頭には章立ての数字は不要です。
本文引用箇所の後に該当する参考文献番号を半角の角括弧で括って挿入してください。([半角数字])
例:
Bi 系超伝導体は前田によって発見された[3]。
参考文献の紹介は,
半角通し番号. 著者名, 表題, 雑誌名, 巻数 (年) 始頁 - 終頁
の順としてください。共著者多数の場合は,et. al. で略すことも可能です。
英文表記にご協力ください。ちなみに,低温工学・超電導学会講演概要集の英訳は,
2011年春季まで Abstracts of CSJ Conference
2011年秋季以降 Abstracts of CSSJ Conference
発表会の回数が Vol. となります。
例:
参考文献
- L. Teion, et al.: Abstracts of CSJ Conference, Vol. 62 (2000) p.272
- H. Super, et al.: Abstracts of CSSJ Conference, Vol. 86 (2012) p.401
学会誌 低温工学の英訳は,
Vol.46 No.5(2011)まで J. Cryo. Soc. Jpn.
Vol.46 No.6(2011)から J. Cryo. Super. Soc. Jpn.
です。