SuperKEKBビーム最終収束用超伝導電磁石システム(7-6)
ーQCS及びBELLE II冷凍システム用リモートモニタリングシステム開発状況ー

Superconducting Magnet System for the Interaction Region of SuperKEKB (7-6)
-Development of the remote monitoring system for the QCS and BELLE II cryogenic system-


青木 香苗 (KEK); 廣瀬 雅哉 (関東情報サービス); 遠藤 友成 (日立プラントメカニクス); 岩崎 昌子 (大阪市大); 中村 卓也 (三菱電機SC); 大内 徳人, 宗 占国, 川井 正徳, 近藤 良也, 槙田 康博 (KEK)


Abstract:高エネルギー加速器研究機構においてアップグレード中のSuperKEKB加速器ビーム衝突部には、最終収束用超伝導電磁石群が2台のクライオスタットに分かれて設置される。さらにこの衝突部には、BELLE II検出器用超伝導ソレノイドが設置される。これら3冷凍システムは、3台のヘリウム冷凍機で冷却されており、その制御は日立ハイテクソリューションズ社製総合計装システムEXシリーズによって行われている。我々はこのEXシリーズから3システムのデータを吸い上げてリモートモニタリングを行うソフトウェアの開発を続けてきた。今回3システム全体のデータを、EXシリーズの制御サイクルと同じ速度でリモートモニタリング可能となったので、その開発状況について報告を行う。