SuperKEKB ビーム最終収束用超伝導電磁石システム(7-2)、 副題: 超伝導4極電磁石の磁場性能

Superconducting Magnet System for the Interaction Region of SuperKEKB (7-2), Subtitle : Field Quality of Superconducting Quadrupole Magnet


有本 靖, 川井 正徳, 近藤 良也, 宗 占国, 土屋 清澄, 王 旭東, 大内 徳人 (KEK); 金 太炫 (三菱電機)


Abstract:高エネルギー加速器研究機構ではKEKBの40倍のルミノシティを目指す加速器、
SuperKEKBの建設を2010年より進めている.
この衝突点においてビームを収束させる最終収束電磁石は8台の超伝導4極電磁石、43台の超伝導補正電磁石、
4台の超伝導ソレノイドから構成されている.
これらは衝突点をはさんで2台のクライオスタット内に設置されている.
現在2台のクライオスタットは完成し、SuperKEKBの衝突点にインストールされている.
最初に納品されたクライオスタットについては、実際に液体ヘリウムで冷却し、
ハーモニックコイルを用いた磁場測定を行なった.
本講演ではこの磁場測定の結果について発表する.