低温工学夏合宿2017〜ロータリーバルブ形式パルス管冷凍機の改良〜

Summer Seminar for Cryogenic Technology 2017 -Team Rotary Valve-


出村 健太 (住重); 金井 翔太 (JASTEC); 菅野 雄平 (第一高周波工業); 浅見 大亮 (古河電工); 中島 翔太郎 (日立); 西尾 樹 (住重)


Abstract:低温工学・超電導学会主催の低温工学夏合宿が物質材料研究機構内で開催され、合宿中得られた結果を報告する。
合宿では、77K以下を作り出すことができるパルス管冷凍機を実際に改良することで、冷却原理や冷却能力を上げる要因を実験から理解した。
パルス管冷凍機はバルブ機構を用いたガスの出入りを必要とするが、今回ロータリーバルブ形式、電磁バルブ形式の2グループに分かれ改良効果測定を行った。
受講者を代表して、主にロータリーバルブ形式班の成果発表を行う。
一部、電磁バルブ形式においても例年より優れた結果が得られたので、発表する。