Field designs of magnets for FFAG accelerator using ladder-shape coils wound with coated conductors
雨宮 尚之, 合田 和弘, 中村 武恒, 森 義治 （京大）； 荻津 透 （KEK）； 来栖 努 （東芝）； 野田 耕司 （放医研）； 吉本 政弘 （原子力機構）
Abstract:我々はスパイラルセクタFFAG加速器用のコイル支配型マグネットの研究を行ってきた。これまでの設計を進め、3次元形状もしくは平面形状をした梯子型コイルによるマグネット設計を行った。鉄の非線形性も考慮し、局所k+1値と呼ばれる磁場精度の指標においても満足のいく設計に成功した。線材の最大経験磁場は7.5 T程度であり、加速器全体で必要な線材長は線材に流す電流によるが百から二百キロメートル程度である。