HIP法で作製した大型MgB2バルクの捕捉磁場特性

Trapped field properties of large MgB2 bulk fabricated by HIP method


佐々木 智久, 内藤 智之, 藤代 博之 (岩手大)


Abstract: 前回の学会で、我々はカプセル法を用いて作製した直径20-38 mmの大型MgB2バルクの捕捉磁場特性について報告した。これらのサンプルは、充填率が約50%であり、さらなる捕捉磁場の向上のためには密度の向上が不可欠である。そこで、現在我々はHIP法を用いて高密度MgB2バルクの作製に取り組んでいる。本発表では、高密度MgB2バルクの捕捉磁場特性について発表する。また、カプセル法で作製したバルクとの比較検討を行い、密度と捕捉磁場特性の相関について考察を行う。